ペットボトルケースの作り方

ペットボトルの基礎知識

 

ここはオリジナルのペットボトルケースの作り方をお話しするコーナーですが、主役となるペットボトル自体についても少々基礎知識を知っておいた方がいいでしょう。

 

ペットボトルはPET樹脂を使った丈夫で軽く柔軟性のある容器で、軽いへこみ程度なら元に戻る性質を持っています。俗称で、形状は半球型、丸型、角型などに分類されますが、初期では底面がペタロイド形状にできなかったので、半球に膨れており、樹脂製のベースカップを底面に接着していました。

 

これの後期型からキャップの口径が小さい樹脂製のキャップになり、ラベルもフィルムになって今の感じにちかくなりました。

 

現在、炭酸飲料用となっているのは丸型ペットボトルです。これは従来の半球型ペットボトルの発展版で、この加工技術以降に500ml以下の小さいボトルも作られるようになったのです。

 

炭酸用なのでペットボトルロケットもこれで製作しています。また、ファンタの串団子状やサントリーC.C.レモンのヒョウタン状もこの分類です。

 

現在のもうひとつのタイプが無炭酸用でお茶やスポーツドリンク等に使われている角型ペットボトルです。こちらはペットの肉厚が比較的薄いのですが、凹凸模様や角を加工して強度を確保しています。

 

直方体なので2Lボトルも登場しています。最近はこうしたペットボトルの形状自体が商品イメージにもなっているので、もっとバラエティーが豊富になっていくかもしれません。